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2006年5月 5日 (金)

5月4日乗鞍遠征

GW中好天が続いている。シュワスマン・ワハマン第3彗星が接近しているので、これまで自宅観望をしてきたが、一度は空の条件が良いところで見ておきたいところ。4日乗鞍高原へ遠征した。しかし、絶好の好天を!と期待していたところ、夕方から高層雲が発達しはじめ、怪しい雲行きに・・・。

20時過ぎ、乗鞍高原へ到着。やはり高層雲の影響がある。でもこの時間帯はまだ月(月齢6)が残っていたので、深夜になるのを期待して待っていた。高層雲は、晴れたり出たりを繰り返していたが、待った甲斐あって22時半には快晴となった。

まだ月は西空に残っている。残雪まだ多い乗鞍岳が月光を浴びて輝いている060504norikura

南の空には、明るく輝く木星(もう少しで衝となる)、スピカからす座が見えている。060504norikura21h

月が次第に西へ低くないるにつれ、星々の輝きがゆっくりと増してくる。彗星も見えている。明るいC核はヘルクレス座を更に東へ移動。B核は球状星団M13と並んでいる。ζ(ゼータ)星のすぐわきだ。さすがに透明度の良い夜空でまだ月が残っていても、自宅観望よりよく見えている。C核の尾はさらに長くなったようだ。その割りに明るさは増していない・・・。B核の尾も明瞭に見える。(写真:左がC核、右がB核060504sw3c222

060504sw3b

23時40分過ぎ、ようやく西山へ沈む。既に彗星の撮影を始めていたが、撮影中、月が山の端にかかるところを双眼鏡で観察したら、スキー場のリフトにかかっているではないか!なかなか見られない光景!撮影中のカメラのシャッターと赤道儀のガイドをとめ、ファインダーを月の方向に向けた。月の動きではなかなか日周運動を実感できないが、みるみるうちに月のクレーターと山の端のリフトとがすれ違っていく。露出は半ばカンで何枚かシャッターを切った。060504norikuratukinoiri

月が沈むと(・・・実際は山の端に沈んだので、本当の月の入りはまだ先だが)、ぐっと星数が増える。東に見えてきた夏の大三角形あたりの天の川が次第に濃くなる。南東にはさそり座が見えてきた。次第に全景が現れる。さそり座・・・日本古来の呼び名で「つりがねぼし」とはよく言ったものだ。まさにさそりの毒針が釣竿の先のよう。日本には、さそりはいないから違っても当然だが。さそり座は、まだ南中前のこのくらい(写真)の姿勢が一番美しいと思う。

060504norikura_sco

月が沈むと彗星も輝きを増す。明るい方のC核は、なんとか眼をこらすと肉眼でも存在が分かった。M13も何とか分かったが、B核の方は肉眼ではムリだった。

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